年金考察:健康寿命と要介護年齢2022/06/26 15:46

年金制度改正が行われ興味を持たれている方も多いでしょう。いつまでも元気だと信じている人ならば、75才以降に受給してできるだけ長生きする人が金銭的にはトク。しかし、誰もが自分の寿命は分からないし、こういうご時世だからこそ「ちょっと待てい」ということになります。
そこで、健康寿命と要介護発生率を取り入れて考察します。大体、健康に生活できる年齢は男性だと72~76才(都道府県で異なる)。つまり、元気に旅行したり楽しんだり(仕事したり)できるのは、だいたいここまで。その後の生活は、何らかの不自由さを覚悟する必要があります。
一方、要介護発生率に目を向けると、70-74才:約6%、75-79才:約13%、80-84才:約27%、85以上:約60% となり、やはり80歳以上はいつ要介護になってもおかしくないというところ・・・。もちろん例外はあり、100才超えてピンピンしている人はいます。
正解はありませんが、データを根拠にいろいろ考えると、納得できる選択をしたいところです。