「ウルトラマン」インプレ42025/08/09 08:13

NHK4K「ウルトラマン」視聴後の感想。今週は第8話「怪獣無法地帯」、第9話「電光石火作戦」。
「怪獣無法地帯」は、1966年放映当時もとても印象に残っている。多々良島は、いわゆるジェラシックパークのようだ。当時、レッドキングはバルタン星人と同じくらい人気だった。御存知のとおり、登場した怪獣の多くが改造または無改造で出演。チャンドラー(ペギラ)、マグラー(ネロンガ)、ピグモン(ガラモン)で、この後、改造されているものもある。白黒でしか見てなかった森林は緑がきれいで、科特隊のオレンジ色が映える。ここでの撮影は結構大がかりな感じがあり、カットされたシーンもいくつかあるらしい。子供も見ていることを踏まえ、ときどきコミカルなところを入れている。
「電光石火作戦」、当時期待を持って語られていた原子力がらみの話。ウラン235を主食とするガボラが出没する宇浪町住民にはおなじみのようだ。ちなみにガボラのスーツアクターはゴジラの中島さん。対策の遅れにしびれをきらす町長だが、科特隊・自衛隊の火炎放射で一時、退去。その後の作戦提案が電光石火ということか?ヘリコプターを使うところなんかは、ウルトラQを想起させる。8話と9話ともに、ウルトラマンはスペシウム光線で怪獣を倒していません。