Qコメ122025/07/05 11:22

NHK4K「ウルトラQ」のコメント、いよいよ最終回。第27話「206便消滅す」 28話「あけてくれ!」について。
超音速旅客機206便は、香港―東京に就航していてレギュラー陣も乗っていた。それが羽田上空で行方不明に。これは異次元怪獣トドラによるもので、飛行機収集癖があるらしい。(ペギラは親戚ではなく冷凍怪獣) 異次元に巻き込まれるシーンは、洗濯機の中にミニチュアを入れていたらしい。この空間は音はすれども姿は見えず、ただし、短波はつながる。外は濃霧に包まれているが、歩ける。下にはダイヤのような鉱石が落ちているが、なぜか穴も開いている(護送犯はそこから落ちる) 旅客機に戻った淳ちゃんと一平はセスナのパイロットだが、なぜかこの最新鋭機と思しき超音速機を操縦できる。さらに、逆噴射でトドラも吹っ飛ばす。体長30メートル、25000トンの設定なんだが・・・。
続く「あけてくれ!」も異次元もの。脚本は「3年B組金八先生」の小山内美江子さん。家庭も仕事もうまくいってないサラリーマン沢村正吉(宇田川刑事で出演した柳谷寛さん)は、現実逃避の妄想か999風空飛ぶ列車に乗っていた。ここには、SF作家友野健二(死神博士の天本英世さん)がいた。しかし、どうしても降車したくなり「あけてくれ!」と叫ぶ。この列車は一度降りたら、再び乗ることのできない、理想の世界行きらしい。作家の友野は1年以上前から自宅には戻っていないが、なぜか原稿は送られて来る。どうやら現実が嫌になっていた時に乗った、底なしエレベーターで理想の世界に着いたらしく、そこの住人となっていた。しかし、なぜか郵便は現実に届く。現実に戻った沢村は変わらない現実にまた嫌気がさし、今度は「乗せてくれ!」と叫ぶが・・・
この回は1966年7月10日放送予定であったが、大人向けというか、小中学生には内容が難しいと判断され未放送に、その後、1967年12月14日に放送された。
最後にシリーズ全体を通して。今見るとビミョーなところが面白い。そして、それ以上に当時の監督、スタッフの情熱、こだわり、意気込みを感じさせる。まさに「ウルトラQは永遠に不滅です」

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